salon de breathe です。
ローズの香り、お好きですか?
今となっては大好きな香りローズ。
しかし10代〜20代にかけて好きではありませんでした。
嗅覚は感情と密接に関わるため、香りの好き嫌いはその時の心の状態によって左右されます。
かつての私はどうしてローズの香りが苦手だったんでしょう?
香りの歴史やメッセージを読み解くことで今の感情がとても客観的に知ることができますよ!
嗅覚は自分の感情に対して嘘をつけません。
「好き」なものは好き。
「嫌い」なものは嫌い。
こういう正直な感情って自分の中で意識的に消し去ってしまい、自分の感情に向き合うのを難しくさせています。
複雑な感情に向き合ってばかりいると、恋愛や結婚など大切な決断時に影響が!
普段から自分の気持ちをシンプルに受け取れるようにしておきましょう!
本能的な嗅覚からのメッセージで自分の気持ちを知ると結果自己肯定感も高まりますよ。
今日は「香りの女王」ローズから知る香りのメッセージと効果効能についてお伝えしたいと思います!

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ローズの効果効能とは
ローズの精油には抽出方法によって2種類あります。
水蒸気で蒸留して抽出するローズオットーと、溶剤で溶かして抽出するローズ・アブソリュートの2種類です。
今回は水蒸気蒸留法のローズオットーについてお伝えしていきますね。
ローズオットーは原種に近いダマスクローズから抽出され、日が昇ると花の芳香が少なくなるので早朝に摘みすぐに蒸留されます。
気品あるフローラルな香りから「香りの女王」と呼ばれ、優しい愛情あふれる香りは、心を慰め満たして幸福感をもたらします。
一滴に100個分近くのバラの花が使われ、肌の弾力や潤いなど美肌作用はNo. 1!
また、肉体的にも感情的にもセクシュアリティーに働きかけ性的な悩みにも使われているとともに、ホルモンバランスを整えるため、更年期やPMSなど婦人科系にトラブルがある人は特に好む香りです。

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ローズの歴史的背景
絶世の美女と言われているクレオパトラ。
シーサーやアントニウスを虜にできたのは美貌だけではなく、教養もあって、声や動作の優雅さも合間ってなのでしょう。
でも、それだけではなくクレオパトラはアントニウスを部屋に招くとき、香りの効果をとてもうまく利用していたようです。
ローズの香りを身にまとい、部屋にバラの花びらを敷き詰め、部屋中をローズの香りで満たしました。
エジプトを立て直すため、美貌に加えローズの香りを見事に小道具として利用し、ローマ帝国の有力者を魅了したクレオパトラ。
本能的にローズの官能的な香りには催淫効果があることを知っていたのでしょう。

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ローズの香りのメッセージとは
ローズオットーのテーマは「受け入れる」
ローズは第四チャクラ(胸のみぞおち)に対応する精油です。
チャクラがブロックされていると関係する臓器へのエネルギーの出入りが悪くなり不調が生じると考えられています。
そして第四チャクラの働きが「愛と許し」
ローズの香りは「好きなものは好き」「嫌いなものは嫌い」というありのままの感情を受け入れることを許し、
自分を丸ごと愛することの大切さを教えてくれます。
自分を丸ごと愛することができてこそ初めて他者を愛することができる。
それらを踏まえローズの香りから「自分を中心に置く」というメッセージを受け取ります。
あなたを大切にできるのはあなた自身。
それが「わがまま」な事と思っていた10〜20代の頃、自分よりも優先する存在があって子育て一筋だった20代後半の私にはローズの香りのメッセージが伝わらなかったんでしょうね。
でも今はローズの甘い香りに幸福感を感じるようになりました。

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まとめ
いかがでしたか?
ローズの歴史的背景から紐解く香りのメッセージ。
気品あるフローラルな香りから「香りの女王」と呼ばれ、優しい愛情あふれる香りは心を満たして幸福感に包まれます。
自信をなくした時、寂しい時に嗅ぐと不思議と「今の私でも大丈夫!」と受け入れ愛することができる気がします。
古代ローマ時代から親しまれてきたローズの華やかな香りに是非包まれてみてください!
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